【妊活】流産、さよならの瞬間
心拍が止まっていることを確認した日の夜、今までにない腹痛が起きました。
引きちぎられるような、そんな痛みでした。
実際、子宮に残っていたものがごっそり剥がれている時の痛みだったんだと思います。
以下、ちょっと綺麗じゃない話が続きます↓
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腹痛のあと、トイレに行くと何か大きな塊が膣から出てくる感じがしてこらえました。
それまでも出血や小さな塊のようなものは出ていたのですが、その比ではない大きさのような感じがしたのです。
塊が出る度に、それが何なのか知っておきたいと思って掃除ブラシでいじったりしていていました(まぁ見たところでよくわからないんですが)。
心拍停止を突き付けられて、精神状態も普通ではなかったと思います。
なので、自分から出てくるものも汚いとか思わずにとにかく探求?しようとしていました。
「さようならがいつの時点なのかわかっておきたい」という気持ちもあり、ちょっと汚い話ですが、膣から出てきたものを手で受け止めました。
それは手のひらくらいの大きさの、臓器のようなものでした。
血はついてなくて、ほんのりあたたかくて、排泄物とは違うからか汚いとは感じませんでした。
この中で今まで頑張ってくれたんだという気持ちが大きくなりました。
事実は分かりませんが、染色体の異常か何かを察知して、大きくなる前に自分で成長を止めた、本当に偉くて尊い命だったと思っています。
本当につらい別れでしたが、ありがとうと何度も思いました。
(つづく)
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