こごめの買わない生活

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【妊活】流産の翌日。恐怖が襲ってくる

流産の話を続けます↓

ママ、さよなら。ありがとう

ママ、さよなら。ありがとう

 

流産したあとに、母体の方が心を病んでしまうことはよくあると思います。

私も精神状態がおかしくなっていたと思います。

涙は止まらないし、ちょっとしたことで流産のことを思い出して泣いてしまいますし、何気ないひと言で簡単に傷ついてしまいます。

 

心霊番組とかでも、祟りのようなことが起こっていて、それは生まれてこれなかった命が供養して欲しがっているからだ、みたいなのはよく見かけました。

流れてしまった命が祟ってくることはなくて、それは自責の念が恐怖を生んでいるだけだと思っていた私ですが、やはり翌日に排出したもの(遺体という定義に当てはまらないようなので、不適切かもしれませんがこう書きます)と同じ部屋にいるのは何故か恐ろしかったです。

 

日中は夫が仕事なので、私は午後から病院に行き、夜に二人で排出したものの供養をする予定でした。

夫も家にいる間は良かったですが、出社してしまうとその排出したものと私だけになってしまいます。

 

命は消えてしまっているので二人というわけではないですが、そこに存在していることを感じるので、とても怖くなってしまいました。

身内は祖父が亡くなったことがありますが、その時はおじいちゃんと話したこともあるしどんな人かも知っているので、悲しいだけで遺体が怖いとかはなかったですが、人間として誕生してくる前の存在で言葉をかわしたこともない相手だったからか、空恐ろしかったんだと思います。

 

気にしないで過ごそうと思っても、排出したものを置いてある方向のことが気になります。

テレビで気を紛らわせようと思っても無理で、悲しくなると泣いてしまうし、涙が治まると恐怖が襲ってきます。

 

流産したばかりで気持ちもぐちゃぐちゃだったし自分を責めてもいましたし、何より頭で考えることとは別で、心が恐怖を感じずにはいられなかったのです。

 

しばらくお腹の中にいて一緒に過ごしていて、頑張って生きようとしてくれた存在を怨霊のように思いたくはありませんが、何を言わなくても、そこに命の抜け殻が存在しているというのが怖かったんです。

 

夫には心配させたくなかったので、会社を休んでもらうことはしませんでしたが、やっぱりそばにいてと頼むべきだったと後悔しました。

 

恐怖に耐えられなくなった私は、病院まで何時間もあるけれどすぐに外に出ることにしました。

そしてこういう時はお寺だろうと思って、仏様の前で手を合わせました。

 

(つづく)

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