【妊活】実母にされた最低なことの影響。姑は更に最低だった。

実母が勝手に姑に不妊治療のことを全部バラしてしまって、さらに最低だったのは話を聞いた姑の反応です。

実母が期待したような「大変だったね、頑張ってるね」というような優しい反応は皆無。
むしろ「なんで向こうは全部知らされてるのに、私には不妊治療の話を教えてくれてないの！」とブチ切れてきたんです。

まぁ私としてはあの人から全く同情とかしてもらえないのは知ってたので驚きはしませんでしたが、呆れはしましたね。
こんなに自分のことしか考えてない人がいるんだぁと。

不妊治療をしたことがない人にはその苦しみは想像もつかないんでしょう。

だからといって、つらい想いをした人間の心を土足で踏み散らしていいとは思いません。

どんな苦しみかは分からなくても、そっとしておくことはできると思います。

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あまりに姑がブチ切れるので夫が一人でその攻撃を受け止めてくれて、「こんな話、実母にしかできなくて当然だろう。嫁ぎ先に悪く思われたくないから隠して当然だ」と根気強く説得してくれて、何とかその場は治まりました。

姑はまだ「でも…」と納得がいかない様子で、どこまでも「私だけが知らないなんて許せない！」という自己中人間のようです。

実母には、「口止めしてなかった私が悪いけど、あんたが勝手にしゃべったせいで大変なことになった。これから一生、姑からは女性としての機能が劣った嫁だと見下されることになってしまった」と言いました。

そんなこと言っても何にもなりませんが、大事な話を勝手に漏らされて取り返しのつかないことになったわけで、何かしら恨み言を言わないと気が済まなかったのです。

事実、姑の見下した態度は増していきました。

先日のブログに書いたように、第1子が自然妊娠かどうかを楽しそうにみんなの前で聞いてきましたし、傷口に塩を塗りたくるのを怠りません。

姑自身は自然妊娠ができた過去があるので、そのネタを使ってマウンティングするのが心地よいようです。

私もまさか実母が娘の不妊治療の話を勝手にべらべらしゃべるとは思っていませんでしたが、不妊治療をしたことがない人にはそれがどれだけ大変なことかは分からないのだと改めて思い知りました。

思い返せば、私の不妊の話を聞きながら涙して、心底心配してくれていたはずの実母も、「私は子供がバンバンできちゃう体質だったから、やめておかないとどんどん兄弟ができちゃってたはずでね～」とか無神経に言ってきました。

自然にしていたら全く子供ができない人間にとってその言葉は、完全なる勝利宣言。

「はいはい、あなたは問題なくて良かったね。それに比べて私は欠陥だらけのダメ女なんですよ」としか言えません。

すごく心配してくれているはずの人間でも、不妊治療をしたことがない人には何を言ったら相手がひどく傷つくのかは全く想像がつかないようです。

まぁ、実母がただただ配慮に欠ける人間だった可能性もありますが。

なので不妊治療をしている方は、実の親に相談とかした際は、「きっと黙っててくれるよね」と思わずに「絶対口外しないで」ときっちり約束させることをおすすめします。

あと、「自分の時はこうだったとかも言わないでくれ」と断っておいた方がいいです。
これはどんな悩みにおいても言えることで（虐待防止の支援団体とかもルール化されてる内容ですが）、「参考になるかなと思って」という親切心で経験談を語っても、状況が全然違うんだから全く参考になんかならないし、成功体験を聞かされたところで「みんなうまくいってるのに、私は…」と更に落ち込んでしまいます。

なので、相談をしたい時は「ただ聞いて欲しいだけなんだ。何も意見を挟まないで聞いてもらえるか？　あと口外もしないでくれ」と事前に断っておくのが安全です。

わがままではありますが、少なくとも実母ならきっと分かってくれるでしょう。

自分の娘を苦しめることをしたいとは思わないでしょうし。

それでも、きっと「何で自分の経験を言っちゃダメなの？　あんたの不妊の話も、ちょっとくらい他の人に話してもいいよね？」と言われる場合もあると思うので、もし口外されたらどんな被害が出るのか、自分がどれだけつらい想いをすることになるか、大袈裟げさでもいいのでしっかり話して、最悪の事態を想像させてください。

そこまですればきっと黙っててくれるものだと思いますが、うちの姑のようにどうしても面白がってしゃべっちゃう人もいるので、そんな人には最初から話さない方がいいです。

きっと黙っててくれるだろうは通じない。

一度しゃべってしまったことは元に戻らない。

一度貼られたレッテルには一生苦しめられることになる。

すでにたくさんつらい想いをしてるのに、人の成功体験を聞かされて自己嫌悪が悪化していまう。

そんなつらい想いをする妊活経験者さんが増えないように祈るばかりです。